【親族間の高額な貸付金と金庫の現金】-客観的証拠による透明性の高い適正申告で掴んだ安心

2026年02月02日

ご状況

  • ご相談者さま:50代男性(長男)
  • 被相続人:お父さま(相続人はご相談者さまと妹さまの2名)
  • 主な財産:都内住宅街の土地・建物、預貯金、生命保険、親族への貸付金など(資産総額 約9,000万円)

ご相談内容

「これって税務署に疑われる?」親族間の高額な貸付金と金庫の現金を発見

お父さまが急逝され、長男であるご相談者さまが遺品や通帳を整理していたところ、いくつかの「気がかりな点」が見つかりました。それは、親族間での高額な貸付金(約3,500万円)の存在と、自宅の金庫に保管されていたまとまった現金でした。

「身内のお金のやり取りだけど、税務署から何か指摘されるのではないか」「ネットで調べても自分たちのケースに合う答えが見つからない」とおっしゃり、弊所にお越しくださいました。

サポート内容・結果

契約書と現況の背景を丁寧に確認、税務署にも説明できる「客観的な証拠」へ

ご相談者さまは「高額な身内のお金だから、厳しく追及されるのでは」と非常に心配されていました。

面談では、お持ちいただいた「借用書」の内容をプロの視点で詳細に確認。さらに、金庫内の現金についても過去の「土地売買契約書」と照らし合わせることで、かつて売却した代金の一部がそのまま入金・保管されていたという明確な経緯を特定しました。バラバラに見えた書類の背景を丁寧につなぎ合わせ、「なぜこの資料が証拠になるのか」をご相談者さまに分かりやすく説明いたしました。

※相続財産としての貸付金とは

被相続人(亡くなった方)が生存中に他人に貸し付けていたお金のことです。身内間の口約束であっても、返済されるべき権利(債権)として相続税の課税対象になります。税務調査で指摘されやすい項目のため、借用書や返済履歴などの客観的な証拠を揃えることが重要です。

解決とその後の変化(お客さまの声)

不安が取り除かれ、妹さまにもしっかりを説明して円満に申告完了

お客さまから共有いただいた証書や契約書を、当事務所が客観的な裏付けとして一冊の確実な申告書類に整えたことで、後々の税務調査への不安を残さない、透明性の高い適正な相続税申告が実現しました。

「自分だけで考えていた時は、悪い方にばかり考えていましたが、宮本先生が『背景が分かれば何も怖いことはありません』と言ってくださり、安心しました。妹にも自信を持って説明でき、お互い納得して円満に手続きを終えられました」と、ご相談者さまは心から安堵したご様子でした。

まとめ

親族間の貸付金や、金庫に保管された多額の現金は、その出処や経緯を客観的な資料で説明できる状態にしておくことが大切です。「身内のお金だから説明が難しい」「税務署に指摘されたらどうしよう」と、不安になる必要はありません。

背景にある契約書と現況を丁寧に紐解くことが、本当の安心に繋がります。少しでも「どうしよう」と思ったら、私たちにご相談ください。

 

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この記事を担当した税理士

宮本志穂税理士事務所

宮本志穂

保有資格
税理士試験官報合格:簿記論・財務諸表論・法人税法・所得税法・相続税法、宅建士

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