【緊急入院と情報不足で難航した相続手続】迅速な財産調査と柔軟な支援で完遂

2026年06月01日

ご状況

ご相談者さま:お母さま、長男
被相続人:お父さま
主な財産:ご自宅(都内住宅街)、預貯金、生命保険、国債など(約8,000万円)

相談内容

「何から手をつければ…」突然訪れた父の訃報と、追い打ちをかけるご自身の緊急入院
「父が亡くなり、預貯金の解約から相続税申告まで何をどう進めればいいのかわからない」と、ご不安な面持ちで当事務所へお越しくださったご相談者さま。お父さまの財産は過去に大きな資金移動があったほか、契約している生命保険や国債の詳しい内容をご家族の誰も把握できておらず、手探りの状態からのスタートでした。
さらに手続きの途中で、ご相談者さまご自身が突然の病で緊急入院されるという思いがけないトラブルが発生。「外出できないため印鑑証明書が取得できず、手続きが進まない」「入院費など急な出費が重なったため、一刻も早く相続財産から手元に資金を確保したい」と、焦りと不安が募る状況となりました。

サポート内容

型にはまらない柔軟な対応と、「生命保険契約照会制度」を活用した徹底調査

病室から動けないご相談者さまの負担を少しでも減らすため、当事務所では型にとらわれない迅速なサポート体制を整えました。

・手続きの先行と本人確認の工夫: すでに取得していた「法定相続情報一覧図」等をフル活用し、進められる手続きを優先的に対応。金融機関との調整を行い、本人確認を入院先の病院への電話対応でクリアできるよう手配しました。

・特定の預金口座を先行解約・早期送金: 通常はすべての財産を確定させてから一括精算しますが、医療費の確保を最優先とし、早期に解約できた口座から優先して資金をご相談者さまへ先行分配・送金しました。

・未把握資産の徹底特定: 契約内容が不明だった生命保険について「生命保険契約照会制度」を活用して照会をかけ、ご家族も知らなかった未請求の保険金を漏れなく特定しました。

※生命保険契約照会制度とは
相続人が亡くなった方の生命保険契約の有無を把握できない場合に、一般社団法人生命保険協会が一括して全加盟会社へ照会を行い、契約の有無を調査してくれる制度です。
参考HP:一般社団法人生命保険協会

解決とその後の変化(お客さまの声)

「病室からでも安心してお任せできました」申告漏れを防ぎ、無事に手続き完了
細やかな進捗報告をLINEや電話で密に行うことで、ご相談者さまには入院中も孤立感なく安心してお過ごしいただくことができました。

結果として、緊急で必要だった入院費の準備も無事に間に合い、複雑だった過去の資金移動や未把握の保険・国債もすべて網羅した正確な相続税申告書を作成・提出できました。財産調査の漏れによる後からの追徴課税(延滞税や過少申告加算税)のリスクも未然に回避でき、「相続の手続きがこれほどまでに複雑かつ多岐にわたるものだとは知りませんでした。自分ではとても対応できなかったので、宮本先生に頼んで本当に救われました」と感謝のお言葉をいただきました。

まとめ

イレギュラーな事態や手元に資料がない状態でも、まずはご相談ください
相続手続きは、教科書通りに進まないことのほうが圧倒的に多いものです。「家族の財産状況がよくわからない」「突然の病気や仕事で身動きが取れない」といった緊急事態でも、専門的な照会制度の活用や柔軟な対応で必ず解決の道は見つかります。

不安なときこそ一人で抱え込まず、どうぞ私たちを頼ってください。ご家族のお気持ちと状況に寄り添い、全力でサポートします。

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この記事を担当した税理士

宮本志穂税理士事務所

宮本志穂

保有資格
税理士試験官報合格:簿記論・財務諸表論・法人税法・所得税法・相続税法、宅建士

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